【両刃カミソリ】クラシックシェービング界隈でよく使われる用語集

この辺の用語がわかってると、海外のWet Shaverたちが何を言ってるのかわかるかなっていう用語を適当に集めてみました。

目次

剃り方について

WTG (With The Grain)
いわゆる順剃り。ヒゲの生えている方向に沿ってカミソリを当てること。
XTG (Across The Grain)
いわゆる横剃り。ヒゲの生えている方向と交わるように横からカミソリを当てること。
ATG (Against The Grain)
いわゆる逆剃り。ヒゲの生えている方向に逆らってカミソリを当てること。
パス (Pass)
クリームなりソープを塗って、カミソリで剃る一連の動作。一回塗って剃ったら1パス。WTG→XTG→ATGの3パスが標準的とされるが、生え方や伸び加減によって一回のシェービングに必要なパス数は変わる。
バフィング (Buffing)
カミソリを肌に当てたまま、軽く細かく前後に動かして磨くように剃ること。タッチアップや密度が濃く肌の弱いアゴや鼻の下などで、慎重に剃り進めるときに使う。
ストレッチ (Stretch)
カミソリを持っていない空いている方の手で肌を引き伸ばすこと。ヒゲを立てて剃りやすくしたり、皮膚を動かして平面を作るために使うテクニック。

仕上がりについて

SAS (Socially Acceptable Shave)
社会的にまあ問題ない程度の仕上がり。WTG方向に撫でた際に、指先でわずかにヒゲが感じられる。
CCS (Close, comfortable shave)
十分な仕上がり。WTGではわからないが、XTGに撫でると指先でわずかにヒゲが感じられる。
DFS (Darn fine Shave)
上出来な仕上がり。XTGまではヒゲを感じられないが、ATGではヒゲの感触がある。
BBS (Baby’s butt smooth)
赤ちゃんのおしりのようにスベスベの仕上がり。ATGに撫でてもヒゲは感じられない。

カミソリについて

Mild
ホルダー、ブレードのどちらも、肌当たりのいいことをマイルドという。そのぶん深剃りには向かない。初心者はまずマイルドなホルダーから使うとよい。
Aggressive
よりダイレクトに刃が肌に当たるホルダーをアグレッシブなホルダーと呼ぶ。動かし方に注意が必要だが、上手く使えばかなりの深剃りが可能になる。十分に経験を積んだ人向け。
ヘッド
シェービング時に実際に肌に当てる部分。刃を装着する。一般的にはベースプレートとトップキャップで構成されている。
ハンドル
シェービング時にカミソリを持つところ。ヘッド側のネジはほとんど共通規格なので、ハンドルが合わなければここだけ交換するということもできる。
Sharp
切れ味が鋭いこと。硬いヒゲでも軽い力で切断できるブレードをシャープなブレードという。肌当たりの良さとは関連がない。
Smooth
剃り味がなめらかなこと。切れ味とは関連がない。SharpかつSmoothと評価されるブレードもある。
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