生き方の指針、自分自身のプリンシプルの作り方

突然ですが、プリンシプル、持ってますか?

プリンシプルという言葉を使うと、なんだかよくわからないですね。

行動指針というか、自分が何かの選択をするときに基準となる価値観だと、私は理解しています。

おそらく、誰にでもそのような判断基準はあるものだと思います。

付和雷同、長いものには巻かれろも、立派な(?)判断基準の一つです。

では、いざ自分自身の、いわばオリジナルの基準を持とうと”意識した”時に、我々はどうすればいいのか。

何も、イチから自分でたどり着いたものだけが、その人のプリンシプルではないと思います。

まずは何かを参考に、自分にフィットする基準を探してみましょう。

目次

偉人や他人のプリンシプルを参考にしてみる

歴史上の偉人がどのような価値基準を拠り所にしていたかというのは、現代に生きる我々にとっても大いに参考になります。

最近出会ったのは、アメリカ合衆国建国の父、ピルグリム・ファーザーズの一人、ベンジャミン・フランクリンの美徳リストです。

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ベンジャミン・フランクリン - Wikipedia

時代を超えて、このように生きている人は素晴らしい人だろうな、と思わせる内容です。

このようなリストを20歳で作っていたのだから、それは後世に名前が残るよなぁ。

あとは、デカルトの仮の道徳というものもあります。

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また、特に歴史上の人物でなくても、プリンシプルを持った人はいるかも知れません。

歴史上か、身近な人かを問わず、”あ、これはいい考え方だな”と思ったらとりあえず覚えておくといいかも。

いいな、と思ったら実践してみる

プリンシプルは、一度決めたら絶対に変えてはいけないというような厳格なものである必要はないと思います。

日々の生活の中で、「あ、これはいい考えだ」とか「こういう生き方をしてみたい」と思うことがあれば、とりあえず1か月くらい実践してみる。

実践することで、自分の現状とは合わない部分とか、もっといい考え方を見つけることがあるかもしれません。

プリンシプルは最初から完成したものを目指すのではなく、試行錯誤を重ねながら「自分はこういう生き方をしたい」という願いを丁寧に明文化していくと良いのではないでしょうか。

最初は真似でもいい?

誰も最初から明確な軸を持つことはできないと思います。

最初は真似でいいんじゃないかな。

真似しちゃダメって言われたら困る。

”模倣に模倣を重ねて、それでも残った違和感がオリジナルだ”という趣旨のことを言った人がいます。

前述のベンジャミン・フランクリンのリストも、万人が何の違和感もなく受け入れられるかと言ったら、そうではないと思う。

いいな、と思ったらとりあえず真似して、フィットしなかったらフィットしないところだけ捨てればいいのではないでしょうか。

若いうちから軸を持てとか、いろいろ言われますが、”自分”というのは、とりあえずグチャッと集めたもろもろから、違和感のある部分をそぎ落としていく事ではじめて形が見えてくるものなんじゃないかな。

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