自作キーボードはじめました

最近、自作キーボードという新しい趣味を開拓しまして。

いまのところ3つほど作って、現在メインで使っているのがいわゆる50%キーボード、50キーの左右分割キーボードのHelix 4行アクリル版のバックライト付きです。

遊舎工房
Helix キーボードキット
Helix キーボードキットロープロファイルの新バージョンが出ました ロープロファイルスイッチ対応の自作キーボードキットです。 はんだ付けが必要ですのでご注意ください。 特徴 ・格子配列 ・左...

この、ただでさえ少ない50%キーボードを、さらに8キーにはキーの割当をせずに40%相当にして使っています。

次は40%Column Staggered配列のCorne Cherryを作ろうと思っています。

Helix以外には、Helix5行版の左手だけを使った片手用キーボードfroggyと、一般的な60%キーボードで分割スペースバーを使えるDZ60を作りました。

目次

きっかけはMajestouch MINILA Airへの不満

一般的にはMajestouch MINILAも十分に高級キーボードですし、実際に良いキーボードだと思います。

なのでもうこれは本当にただのわがままというか贅沢なのですが、それでも毎日使う道具としては不満な部分がありまして。

  • 有線接続できない=接続先の切り替えが手間
  • キー配置はほぼ固定
  • 右シフトキーが小さい
  • 右下のカーソルキー(矢印キー)いらない

とはいえ、Majestouch MINILA Airは60%のコンパクトサイズで場所をとらず、どこぞのハッピーなキーボードと違って親指にFnキーがあるため、ほぼホームポジションから動かずに使えるという気に入っている点もあるわけで。

なので、私が(その時点で)欲しいキーボードというのは次のようなキーボードだったわけです。

  • 60%サイズ
  • 有線接続ができる
  • 特にFnレイヤのキーの配置が自由に設定できる
  • 右Shiftは標準サイズ
  • 右下に矢印キーはいらない
  • US ANSI配列
  • 親指にスペース以外も担当させられる

これを実現できるキーボードってなかなか見つからなくてですね。調べていくうちに、どうやらキーボードを改造したり作ったりしている人たちがいるぞと。

理想的なキーボードを探していたら、自作キーボードという世界を知ってしまったわけですね。

最初に作ったのはANSI配列60%のDZ60

というわけで、更に調べて見つけたKBDfansというサイトで部品一式を調達して作ったのがDZ60です。

ごく標準的なANSI配列の60%キーボードで、スペースバーを3分割できる基板です。

Majestouch MINILAとは分割の比率が異なるのですが、許容範囲というかキーアサインを変えられるのでそこは全く問題なく。

スイッチはオフィスで使うことを前提としてMX Cherryの静音黒軸をメインに、小指を使うキーだけ静音赤軸にしました。

実際に作ってちゃんと動いたときはけっこう感動モノでした。

Helixをメインにしている今でも、緊急時のバックアップとしてスタンバイさせています。

自宅でブラウジングするために左手専用キーボードFroggyを作る

DZ60の完成と時を前後して、自宅デスクの椅子をリクライニング付きのハイバックに変えました。

この新しい椅子がなかなか快適で、リクライニングした楽な姿勢のままブラウジングやTwitterをするために、右手をトラックボール、左手をキーボードというふうに使っていたのですが。

片手で60%とはいえ横に長いキーボードを使うのって案外面倒くさくてですね。

世の中には左手だけでフルキーが使えるという面白いキーボードが存在するのでさっそく作ってみました。

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Froggy片手キーボードセット
Froggy片手キーボードセットこの商品は半田ごて等が必要な組み立てキットとなります 片手でフルキーボードとして使えるデバイスをお探しの方に朗報です。 Helixキーボードで使えるFroggyキーキャップ...

Froggyで格子配列の快適さに気づく

Froggyは見ての通り、すべてのキーが格子状に整列している格子配列(Ortho Linear)配列です。

使うために作ったので練習も兼ねて、しばらくプライベートでのメインキーボードにしていたのですが、この格子配列というのがかなり快適なことに気づきました。

同じ指で打鍵するのだから、指の曲げ伸ばしだけで手前のキーと奥のキーに到達できたほう楽なのは当たり前です。

Froggyは左手専用なのでかなり特殊な配列ですが、それでも1週間も使っていたらブラウジングには困らない程度にはタイプできるようになりました。これは格子配列の影響も大きいと思います。

単純に、ホームポジションから上か下かしか考えなくて済むのが楽でした。

ということは、両手でも格子配列のほうが楽なんじゃないか?ってなわけで、さらにHelixを購入するに至ったということです。

Helixは数ある自作キーボードの中でもかなり人気のキットのようで、組み立てやカスタマイズに関する情報も多く、安心して手を付けることができました。

格子配列を実際に使ってみて

で、実際にHelixを作ってしばらくはキーマップを色々と考えながら使ってみました。

2週間くらいキーマップの設定を試行錯誤して、キーマップがほぼ固まってからまだ1週間くらいですが、出社する日も持っていって使うくらい気に入りました。

格子配列は一般的なRow Staggered配列よりも確かに楽です。指の動く範囲が上下だけになるだけでこんなにもミスタイプが減るのかと感動しています。特にBとYやコンマ、ドットのタイポが目に見えて減りました。

但し、一般的なキーボードの配置から大幅に変更しなければならなかった装飾キーや数字記号、バックスペースなどはまだ慣れないので、全体的なタイピング速度はまだDZ60のほうが速いですね。

いまのところ、英文タイプの速度はDZ60で37WPM、Helixで32WPMくらいです。Helixを使い始めた当初は20WPMを切っていたのですぐに追い抜きそうです。

格子配列が合うかどうかは人によるようでちょっと心配していたんですが、私の場合はRow Staggeredよりも格子配列のほうが合っているようです。Column Staggeredはまだ試していませんが、後述するHelixの不満点を考えるとColumn Staggeredがベストかも知れません。

左右分割を実際に使ってみて

Helixは私にとって初めての格子配列キーボードであると同時に、初めての左右分割キーボードでもあります。

以前から左右分割キーボードのメリットは知っていましたが、肩こりなどの自覚症状はなかったので、興味はありつつスルーしてきました。

しかしFroggyを使っているときの、リクライニング状態で肘掛けに手を乗せたままPCを操作するのがとても快適で、実際には前傾姿勢でキーボードを使うのはそれなりに負担だったことに気づきました。

Helixを使い始めてからは適度な後傾姿勢で肩を開いたままタイピングできるので、仕事のあとに感じていた目や背中の疲れがまるでなくなって、なんでもっと早くに分割キーボードを導入しなかったのかと思うほどでした。

既製品の分割キーボードだとMistel BarrocoとかKinesis Freestyleなんかがメジャーですね。Amazonで買えます。

あと一歩で理想のキーボード!Helixのここが気になる

かなり気に入って使っているHelixキーボードですが、不満点がまったく無いわけではなく。

とはいえ、当初求めていた条件はもう完全に満たしているんですけどもね。

  • 60%サイズ →50%サイズ、40%相当のキーマップ
  • 有線接続ができる →むしろ無線接続できない
  • 特にFnレイヤのキーの配置が自由に設定できる →キーマップは完全に自由!
  • 右Shiftは標準サイズ →親指にShift配置したから右Shift不要
  • 右下に矢印キーはいらない →マッピングしなければいい
  • US ANSI配列 →基本的にはANSIベースでキーマップを作った
  • 親指にスペース以外も担当させられる →親指で押せるキーは左右それぞれ3キーずつ以上ある!

それでもまだ残る不満点は、格子配列であるがゆえの問題がひとつと、キーボードの普遍的な問題がひとつ。

  • 親指担当のキー群はあと0.5キー分ずつ外側に配置したい
  • QとPだけは手首から動かさないと届かない

親指担当キーは内側から3つを使っているのですが、一番内側のキーがあと少しだけ遠いんですよね。

自然に手を置くとちょうどキーとキーの境目に指が来るのと、どうしてもキートップの角を押す感じになってしまうので、あと半分だけ外側にずらしたいなーと。
ただこれはキーキャップで解消できるかもしれないので、アメリカのpimpmykeyboard.comからキーキャップを取寄せ中です。

QとPに関してはもうどうしようもないかもしれません。もともと小指って他の指よりもリーチが短いですしね。が、まだ体験したことのないColumn Staggered配列では解消されるかも?と思っています。

実は、もうこの不満点すらも解消してくれそうなキーボードの目星をつけています。最初にキットを選ぶ際に、40%はキーの配置に困りそうだと思って候補から外していたCorne Keyboardです。

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Corne Cherry V3
Corne Cherry V3Corne Cherry v3 とは 横6 x 縦3キーのcolumn staggered配列(列方向にずらした配列) + 親指3キーの左右分離型キーボードです。 キã...

年末年始の休み中に作ってみようかなと画策しています。

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