
ふと気付けば1年以上両刃カミソリを使ってきました。
1年も続けていると色々と欲も出てくるもので、R89以外のホルダーも使ってみたくなりまして。
ということで買ってみました。”The most aggressive” と名高いミューレR41(グランデ)です。
新品なので、改良版のいわゆる2013ヘッド。2013でも十分アグレッシブなんですが、オリジナルの2011ヘッドはさらにアグレッシブだったらしいです。どんだけだ。
ついでにずっと使ってた豚毛のブラシがいよいよ壊れたので、新しいブラシも購入しました。ブレークイン不要で手間いらずな合成繊維のブラシです。
購入はいつものConnauht Shavingから。COVID-19の影響も思ったほどではなく、いつもどおり2週間程度で届きました。

1週間くらい使ってみたので、インプレを。
ミューレR41はAmazonでも購入できます↓
食い込むように当たるエッジ。アグレッシブとはこういうことか!
はい。
何も考えずにシェービングすると、ガッツリ食い込んできます。
両刃カミソリを使い始めた当初にも、一枚の薄い刃が肌に食い込む感触にゾワッとしたものですが、1年以上両刃カミソリでシェービングしてきたのにまた同じような感覚を覚えました。
後述するコツが分かってしまえば何ということはないのですが、最初からR41を選んだら血まみれ必至ですね。
当然、剃ったあともヒリヒリして、久しぶりにソープがしみるシェービングになりました。
ヘッドプレートを当てて剃ると別物のよう
クラシックシェービング歴の長い先輩諸氏には、いまさら何言ってるんだと叱られてしまいそうですが・・・
ミューレの取扱説明書をきちんと読んだところ、ホルダーを当てる角度が間違っていたようです。
今まではベースプレートとエッジ、ヘッドプレートが均一に当たる角度を意識していたのですが、実はヘッドプレートを当ててハンドルは立て気味にするのが正しい角度らしいんですね。
というわけで、説明書通りの角度を意識してリトライしたところ・・・
まるで別物のようにスムーズに、それでいてR89よりも深剃りができてしまいました。
R89だと3パス必要だったのに、R41は順→逆剃りの2パスで十分ツルツルになるのです。
切れ味の良い替刃を使って、順剃りを丁寧に
ただでさえ何もガードされず、エッジが直に肌に当たる構造です。上に書いたようにヘッドプレートを当てて剃るにしても、ストロークが増えれば確実に肌を削っていきます。
とにかくストロークの数を減らすため、切れ味の良いブレードを使うのが肝要です。
フェザーは在庫がないので試していませんが、GilletteのSilber BlueやAstraのほうが満足度が高いです。
ホルダーがアグレッシブなのでマイルドな刃を選びたくなりますが、切れ味重視でストロークを減らしたほうが、結局肌の負担は少なくなります。
アグレッシブなホルダーでよく切れるブレードを使うと、1パス目の順剃りでも意外なほどよく剃れます。
丁寧に順剃りをすることで、2パス目にいきなり逆剃りしても、楽に剃ることができるのです。
角度と日から加減がうまくハマったときには、上手な床屋さんで剃ってもらっているかのようになめらかな深剃りを体験できます。
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